連冠の銀歯を外して単独冠にし、上下MTコネクターを装着することで咬合平面を修正した症例 アイヒナー分類B4 - 症例紹介 | 大阪から入れ歯治療・MTコネクターを世界に発信する 一般社団法人MTC歯科臨床研究会

症例紹介

男性
両側遊離端 MTC
※白が残存、灰色が欠損、黄色は将来設計部位を表します。
主訴

左右ともに無意味な金属の無意味な連結冠がはいっていました。

噛み合わせの面も奥歯に向かって下がっており(カンペル平面に平行でない)、

噛み合わせの面の形も悪いかぶせものがはいっていました。

治療方針・経過

2日間連続で予約を取り

①金属のかぶせものの除去と虫歯除去、土台を整える

②仮歯のセット

③治療義歯の型どり(印象)

④治療義歯の噛み合わせの記録(咬合採得)

⑤治療義歯の前歯の排列・再バイト

⑥治療義歯の試適・セット

までを丸2日間で一気にやりました。

技工所と1体であるからできることです。

患者さんには2日間、長時間の治療と待ち時間にご協力いただきますが

非常にスピーディーに治療をすることができます。

普通の歯科医院であれば何か月かかるでしょうか?

おそらくここまで徹底してするところは他にないでしょう。

数回の義歯と仮歯調整の後、かぶせものの型どりも一気にやってしまいます。

ブリッジをすることは身体にとってよくないためここでは全て単独冠で補綴するようにしております。

ジルコニアセラミッククラウンが完成しました。

セットも一気に9本やってしまいます。それにあわせて上顎の治療義歯をぴったりと合わせます。

仮歯の段階で煮詰めた方向性と角度、噛み合わせの湾曲等が本歯で再現されております。

治療後

本義歯のセット後の口腔内です。